風花が舞った寒い朝、新聞を見ていたら興味深い記事がありました。2、3回読んで地図を確認。「恵子さん、ここ行って来るで。」で出発。

美濃市須原のトンネルを抜けて、郡上市に入ると山の上の方はもう雪が積もっています。黄葉と雪化粧が同居です。
旧大和村の役場のあった、今は地区随一のショッピングセンター付近で右手に折れてちょっと行くと、、「そこは 雪 国 でした。」
スクールバスが無くてはどうにもなりませんね。
個人情報積極的公開
の地区の全世帯が、世帯主名と番号で地図に示されています。過疎地ではこの方が便利だと思います。

屋号って、お店屋さんしかないと思っていたら、、、。 母袋はもたいと読みます。
おいおい、帰れるかな?スタッドレスタイヤじゃなくチェーンがいるのかな。
さっきのスクールバス停留所よりかなり雪深いぞ! 目的の集会所は看板左奥のキリスト教会のような小学校跡の裏でしたが、通り越して、ますます雪深くなりました。
今井代議士は本当に奥の奥にまでポスターを立てまくっています。もうこの奥は5、6戸しかありません。小選挙区当選、次回の解散後の総選挙では実現するでしょう。熱血教師の息子が熱血政治家、雪も融けてしまいそうです!
一番奥の神社で引き返して、上栗巣集会場へお邪魔しました。「完成点灯式」の看板とツリー、門松もあります。
札幌市出身だという、地域支援員の吉田さんがご案内くださいました。「こっちは札幌と比べて壁が薄いんで屋内は寒いですね。」という言葉が印象的でした。
流し台で作った変電所の扉を開けて見せてくれました。
発電機も流し台を改造した格納容器の中に仕組まれていました。新聞記事の写真が3日に撮影されたもの、この雪は昨夜降ったもの。雪を払いのけて説明して頂きました。吉田さん、いろいろ大変でしょうが、地域のために頑張って下さい。![]()

発電機です。落差は10mありますが水量はびっくりするほど少量でした。
このバッテリーに蓄電します。石徹白のような売電ができるほどの出力はありません。それでも発光ダイオードやファンヒーターの電源などには使えるようです。
一年で、我が家のひと月分電力使用量の2倍以上発電します。![イメージ 13]()
「だれ?」 「関から物好きな人が見に来たんです。」とか。
費用対効果の点ではまだまだ課題が多いでしょうが、ノウハウを蓄積する意味では面白いと感じました。
地域で同好会のようなものを結成して、電気の「地産地消」をする時代を先取りするのもロマンがあります。
特に電気自動車の充電に、このようなマイクロ発電機で夜昼なく発電して充電しておけば、電気自動車を買ったとき、電気は全くの自前とできます。昼間専用の太陽パネルより有利かな?
屋号でもう一つ、さみしい現実も目にしました。
ぎんじ、、、、が屋号ですね。