富野の西部地区、西神野・八神辺りで小麦が収穫を控えてまさに小麦色に色づいてきました。お米の収穫の感覚なら秋であることから、麦の収穫期を指して麦秋というのでしょうか。
WEBで見つけた小麦の流通に関する記事のコピペです。
2014年から生産量第1位の北海道産小麦の価格が下がり、輸入小麦との価格差が小さくなってきた。国産小麦を取り扱いやすい状況になってきたのだ。とはいえ国産小麦はいまも希少だ。農林水産省によると、2014年の国産小麦の流通量は77万トン。一方、輸入小麦の量は493万トンと予測されている。輸入小麦の流通量に対し、国産小麦はわずかなものなのだ。
2012年の輸入先はアメリカ55%、カナダ25%、オーストラリア20%でほぼ100%です。
店舗内に厨房を持ちパンを製造・販売する小規模のリテールベーカリーも含めると、国産小麦を使用したパンを取り扱う店舗はかなりの数に上ると考えられる。国産小麦の魅力はどこにあるのだろうか。都内のあるパン屋は「国産小麦で作るパンはもっちり感がある」と語る。また、都内のマクロビオティックのカフェでは「パンには国産小麦を使用している。輸入小麦はポストハーベスト農薬(注:収穫後に散布する農薬)の懸念があり使っていない」という。
かつて藤谷でも休耕田に小麦を作っていた時期がありました。しかし、藤谷の田んぼは水はけ作業にとても手間がかかることなどからいつの間にか栽培を止め、レンゲを播くようになったのです。
大豆の自給率は約5%、小麦の自給率は約12%、トウモロコシの自給率は約0%
お米でさえも無理やり買わされるので自給率は89%です。
冷奴は20丁に1丁、冷麦は8束に1束、ご飯は10杯に9杯が日本国の大地で収穫された穀物加工品です。牛・豚・鶏などのタンパク質のエサでも輸入物が大きな割合のはずです。干し草や藁も国産は少ないのではないでしょうか。
安倍首相は米国の手先になって外国で戦争することに熱心ですが、日本国の存立の危機は実は食料の確保にこそあるのではないでしょうか。日本の農地の条件を活かして食糧生産に勤しめば、世界の食糧問題に寄与できて感謝されます。
私は戦争の準備には反対です。中でも外国の手先になって戦争させられるなど日本人の誇りはどうした、と言いたいです。