昨日の続きです。
伏見稲荷の裏山の最高地点へは本殿脇から28分ほどかかりました。標高差は約200mですから、我が家から高澤山の頂上への垂直距離と同じですが、距離は6割ほど、平坦なところは少なくほとんどが石段でした。でも本家徒然草の「仁和寺にある法師」の僧の愚を避けた心境です。
嵐山では昼食後に30分余裕があったので渡月橋をむこう側へ渡ってみました。
まずはこちら側からの風景です。上流の保津川からして濁っています。
やや南東方向を望むと遠くに比叡山?が見えます。
バスに戻り市街地北部を西から北へ、丸田町筋を走ります。京都の女子駅伝で見た御所の南西角から河原町丸田町を通り、丸田町橋にくるとTVドラマ「科捜研の女」でおなじみの鴨川の流れが見えています。これほどTV画面、とりわけ2時間ドラマに出て有名な川はあまり思い当りません。
上流の右岸に見える人だかりは何なんでしょう。
あの橋の左岸一帯が長女の夫君の大学の所在地ですね。
さあ、最後の平安神宮です。
話している言葉から中国人の団体には無数に会いましたが、白人中心の団体は珍しかったのでバスに乗り込もうとしていた団体のひとりにどこから来たのか聞いてみると、フランス人でニューカレドニアに住んでいるとのこと。天国にいちばん近い島ですかというと、にっこり笑って『その通り!』とか言ったように聞こえました。
市長は7号車までのバスの順にこの景色を背景に集合写真の撮影です。
竜宮城のような趣と左右対称の配置が何とも言えない雰囲気です。大極殿の棟の端の鴟尾(しび)が少し傾いてきた陽の光に輝いていました。