昨夜はNHK-BS1で、インパール作戦を前・後編とも見ました。

皇軍は兵站は保証せず、兵を何千人殺せば敵陣を取れるか、という無責任な軍隊であった。戦友の肉を切り取って物々交換して生き延びた兵たちも、結局飢えと病気と自殺で終わった。上層部は自分の兵を道具としか見ず、責任も取らない。

ただ自らの父親の責任を、わが身のこととしてかのように戦地に赴き慰霊の旅を続けて来られた方がいることは心安らぎ、日本人の矜持と思います。
今日、夕食前の1時間、ノーベル平和賞の授賞式で演説を行うカナダ在住のサーロー節子さんの半年にわたる活動を見ました。
核兵器禁止条約を決議した国連総会で最も注目された広島原爆の被爆者でもある節子さんが演説した時、日本国の国連大使はアメリカなどとともに会場から逃げ出していました。
「明日世界が終わるとしても」核兵器を廃絶する日を信じて生きる彼女の生きざまにはとても感動しました。
忖度のテレビ局が真珠湾攻撃の日辺りに、戦争と向き合う番組を放送する。少し見直す必要があるのかな。