富野北アルプス縦走の安全性の向上のため、地域委員会で立てた道標と道標との間の沿道に、ビニールひもでルート案内をする作業を始めました。
今日は手始めに、藤谷センターから高沢観音へ参り、そのあと高沢山への上りと下りが分かり易いように木野幹や枝などにビニルひもを巻いたり、つるしたり。
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高沢観音境内の大いちょうは、落葉で向こうが透けて見えるほどになってきました。次に参るころにはほとんどまる裸になっていることでしょう。これが小判なら高沢観音をどんどん補修して頂けるだろうな。![]()

高いところへ登る道案内は比較的簡単な割に、登った人を正確・安全に下ろす道案内は案外難しいということが今回の富野北アルプス縦走ガイドマップ事業で分かりました。登りの時には見えない獣道や、道のような隙間が下り道には無数に見えるのです。(人生と似ていますね、登る意思がある時はまっしぐらです!)
スギの大木にも、まだ細いカシの木にも。

とりあえず、本堂から進んで高沢古道を離れて高沢山の頂上に登り、御岳の見える岩場と白山が見える岩棚、さらに進んで再び高沢古道へ合流するまでの道筋はしっかりできたと思います。
帰りは先月に亡くなった裕樹さんの切り拓いた“裕樹道”を辿って帰りました。もちろんマークは付けません。これはいわば間道で、歩き慣れた人のみぞ知るルートとして温存しておきます。彼がなくなってご家族はじめ関係者の喪失感は察するに余りありますが、世の中はどんどん進みます。無情です。