昨日の午後はふらっとドライブに出かけました。前から気になっていた県道63号線、つまり美濃加茂から和良村へ行く道路ですが、どこをどう通るのか実際に走ってみたかったのを実行しました。
上之保川合の中学校跡近くの橋まで20km。津保川と別れて小那比川沿いに北上し、郡上市との境の火打坂トンネルを抜けて郡上方面へ走ると「これ、本当に県道?」という道になってしまいました。ここは小那比曽利でしょうか。

小那比川、津保川の最上流部です。
この郡上市野々倉の三叉路まで40km程です。
懐かしい木造2階建ての小学校の分校?跡。地域の避難場所の看板あり。![]()

さらに細い県道63号線をゆくと、落合というところに来ました。なんと津保川源流の地の看板が立てられていて、人の住んでいそうな家屋が一軒と廃屋が2軒。
この先は民家も人もいない林道並みのぐにゃぐにゃ道。
3km程の山道の中ほどで峠を越えましたが、夜には通りたくないですよ。
向こう側の上洲河の集落に着いた時には、県道の広さと田んぼの稔りを見て人心地が帰ってきました。![]()

和良村は今は郡上市に吸収合併されてしまいましたが、相当に歴史のある地域です。町に入る前に道の駅が見えます。ちょっと腹ごしらえを、
と思ったのですが、すぐ手前にに民俗資料館が誘惑しています。
入っていくと薄暗かった館内に灯りがともりました。二人の女性職員さんが歓待してくれました。![]()

なぜか「ハザコを見てください。」と熱心に誘ってくれます。 ゴジラー!
これ、鼻の孔です。その下に真一文字の閉じた口が見えますか?これがハザコ。
和良村と言えば、オオサンショウウオの生息地の北限ですね。大きな水槽にエサが泳ぐ中、2匹の80cm、5kgのハザコが悠然と寝そべって泡を吹いていました。

これを食って大きくなったのです。 続く、、、。