改装なってトイレも洗面所も同じ床面ということで、父は快適に暮らしています。
本人はどうか分かりませんが、トイレがスマートな(賢い)ことが一番うれしいですね。
ふれるとシャワーで内部を湿らせて水の膜を張ってくれます。用が済めば勝手に洗い流してくれます。
とにかくこの頑固爺さん、なぜか水を流さないことにこだわりを持ってきたので、たしなめようものならけんか腰でした。
スマートトイレが、清潔を科学して事前、事後を処理してくれるので本当に助かります。父の部屋へ行くのに息を止めずに行けるのは実にしばらくぶりです。
年を取っていく、老いさらばえるというのは悲しいことです。老人福祉の現場で働いておいでのみなさんが、家族にはやりづらいことをして年寄りたちの尊厳を守って下さっていることに心底より感謝いたします。
介護労働者の待遇改善が叫ばれて久しいにもかかわらず、なかなか改善がはかどらない、悲しいことです。
父がデイサービスを利用させて頂くようになって以降、とりわけ部屋の改装でショートステイを利用させて頂いて、介護関係者の待遇改善を、奉仕に報いる待遇をと深く思うようになりました。
介護、消防、看護などで黙々と働いている人たちあっての高齢化社会です。そういう方たちの声が反映する行政でなくてはなりません。