今朝も6時5分前にトラクターを始動し、朝露で切りやすい田んぼの雑草どもをバッタバッタとなぎ倒しました。
一口に田んぼの雑草といっても、田んぼごとに茂っている種類が違います。乾燥しきった田んぼは草が少ない、湿った田んぼの王者はヒエ。次にカヤツリグサ。他にも名前も知らない雑草どもが膝から腰程度まで茂っています。
トラクターに着けた機械はモアー、70本ほどの草刈りガマが高速で回転し,電気カミソリのように地面を剃っていきます。 一番左の電柱、、、傾いてる? ![]()

我が川合家墓地の前から見下ろした草刈り後の田んぼたち。
一番上の緑の田んぼは午後から刈る田んぼです。朝は8時までの2時間で、朝日が強いので止めました。
昼食後にザーッと短時間激しい雨が降りました。
午後は4時から再開し、どんどんやっているうちに日が暮れて、あたりが少し暗くなってきたなと思っていたら、恵子さんが『ゴミ袋の説明会に遅れるよー。」といいに来てくれました。「今何時?」「6時45分!」「ぎょぎょぎょ!もっと早く言って。」
破れたシャツ、泥だらけのズボンで駆け付けますと、ちょうど生活環境課長が開会を宣言していました。 ふれあいセンターの会場は20~25人の参加でしょうか。この前の尾関けんじ後援会のおよそ半分といったところです。
例によってパワーポイントでの説明が30分ほどありました。
質疑応答の時間になりました。一番バッターは中央のOさんでした。「本来ならゴミ処理は自治体が無料でやるべきことで、それを住民に負担せよというのは間違いじゃないのか。ゴミ袋有料化の前にコストダウンをちゃんとしているのか。」などの原論的で真っ向から反対意見を述べて当局の見解を質されました。
Oさんの質疑応答で気になることがあったので私も発言しました。
「私もゴミ収集・処理は地方自治体の責任で無料で行うというのが本来。しかし関市の財政改善のためには市民も多少の負担を、というのが私の選挙の公約でもあった。そういう立場で、Oさんのおっしゃるコストダウンの観点から伺います。」
3つの円グラフの意味をもっとよく掴んでから質問すべきでした、↑拡大
「20ぺージの円グラフの基幹改良工事費が5億9600万円となっているが、これは何の費用で、適正な額なのか、毎年この額がずっと続くのか。」
「関市と美濃市がゴミ処理のために設けている下有知のクリーンプラザ中濃は焼却炉は何基あり、常時運転しているのは何基か。平成14年度完成のクリーンプラザがもう基幹改良工事‐炉の改修をしなくてはならぬというのは理解できない。」
井藤部長は最後の総括的な説明の中で、「建設当時のゴミの計画焼却量から現在の規模になったものと思うが、今の施設が更新の時期を迎えたら、もっと小さい規模のものにしていくことになるかもしれない。」というように説明されました。
わかくさプラザの温泉やプール、豪華すぎるという声もある中池公園の各種施設、水道代の値上げ、そして今度のゴミ袋の有料化。
尾関市政が矢継ぎ早に打ち出す行財政改革は「次の世代にツケを回さない。」という、田舎の純朴な住民の生活信条に対する訴求力が強いからなのか今のところ成功してきています。今日の説明会で発言されたほかの方々の、ささやかで健全な疑問や提案はこの成功の基礎となっているといえましょう。
私も基本的にこの行財政改革に賛成なわけですが、かといって「疑問を呈すれば反対者」というムードを許してはならないと思います。今日の説明会のOさんの発言は、実は尾関けんじ支持者の中にも、熱狂とは違うクールな見方をしている人がいるということの証明といえるでしょう。
明日も朝から草刈りの予定です。明日で田んぼ3.2haと畑50aの草刈り完了。