今夜は関市文化会館で催された「関市文化協会」の会合に参加しました。5月10日の定期大会の準備です。関市の各種文化団体から指導的なベテランの方々が集まってこられる中で若輩者の私は少し居心地が悪いです。
帰りに志津野から真っ暗な峠道を八神に下りて来ると、富野グラウンドに煌々と照明がともっています。飛んで火にいる夏の虫よろしくふもとに行って見ましたが、野球場にはヒトの気配がしません。
「あっ、消防の操法訓練が始まったんだ!」
訓練の邪魔になるといけないので、車を市道脇に止めて歩いて坂道を上りました。およそ25・6人でしょうか、消防団の制服を身に着けた青年たちがちょうど休憩時間で自由にくつろぎ始めたところでした。

ご覧のとおりとても暗いところです。煌々たる5.6本の支柱に据えられたそれぞれ8~12の照明灯は誰もいない野球場を照らしています。当然野球ができる明るさなのに比べると、直接照らされない箇所は暗いです。
でももっと深刻なのは消防の操法の練習をする駐車場の暗さです。

駐車したドライバーがかろうじて明るいグラウンドへ向かうのに必要な最低限度の照度しかありません。2、3年前にボンボリや部分的な灯光器が設置されましたが、写真を見ればわかるように、団員たちがきびきび走り回ろうにも足元が暗くて大変です。アスファルトの地面に張ったマーキングもとても見にくいのではないでしょうか。
昨年の5月のある夜、富之保武儀倉口のグラウンドで行われていた武儀町の3地区合同の練習を見学させてもらった時には、明るい野球場の中でも団員たちが走り回っていましたし、駐車場にもまばゆい照明が降りそそいでいて、足元が暗いなんてことは全くありませんでした。
富野分団の青年たちの献身と奮闘にこたえる意味でも、当然のこととして練習場に十分な照明を備えてあげるべきです。
もっと光を!