参議院議員選挙が始まりました。
前々回の総選挙で民主党が圧勝してまるで世の中がガラリと変わると思ったのに、その政権の統治能力と団結力の無さに選挙民はがっかりさせられました。前回の総選挙では自民党と公明党が政権を取り返しました。さらに日本維新の会が大きな勢力となって国政に躍り出ました。
このように民主党政権のつまずきが発端となって我が国の国政選挙は大きく揺れ動きながらだんだんと復古調・軍国調の足取りをたどり始めました。 道端のほおずきです。 ![イメージ 1]()
安倍晋三首相の目指す憲法改正の本質は第9条の平和主義を国防軍によって置き換えることです。その国防軍もアメリカ軍との合同演習が示すように日本国を守るというより米軍の手下となって海外で戦う軍隊の要素が大きいです。
景気、消費税、TPPなど今度の選挙の結果次第で日本は大きく変わり始めるでしょう。しかし平和の理想を掲げる憲法にだけは軽々に手を付けさせない、これが私の唯一の投票基準です。いったい憲法を変えよという人々はあの侵略戦争の国内外の犠牲者の無念をどう思っているのであろうか。
イノシシの侵入防止用の電柵の支柱に止まった親離れ間もないキセキレイの若鳥がホオジロと何か話し合っているような様子です。