民俗資料は魅力が尽きません。
農家の囲炉裏端、居間、作業場などいろいろな機能を持った空間です。
こちらは納屋というか農機具の部屋、子供のころ見かけた道具もあります。
樹木の幹を見ただけで名前が言えたらかっこいいですよ。
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本当は村おこしの仕掛け人をしている、鼻笛の加藤さんをお尋ねしたかったのですが、道の駅で買ったお餅を頂きながら観光地マップを見ていたら、戸隠神社に奇岩が多数あるとのイラスト。これを見ずに帰るわけにはいかないとふらふらーっとまた寄り道。
弥生期からの聖地、今は戸隠神社となっています。古事記の物語には殯(モガリ)
や男女の営みに関するデフォルメが随所に記されているそうですが、戸隠神社の奇岩を見れば面白いかも。モガリについてとても詳しく教えてくれたのは韓国のシルラの古都・キョンジュの天文台遺跡で出会った韓国の大学の先生でした。日本語で6-8世紀の朝鮮と倭国の関係や文化の共通点などについて詳しく話してくれました。巨大な土饅頭?が市内中心部にいっぱいあるキョンジュですが、その墓に葬られた遺体は、死後長期間にわたって家族に見守られる習慣だったようです。あの博士、また会いたいです。
さすがは立派な鎮守の杜ですね。
富野のどの神社より広大ですが、社務所は無人でした。
誰こんなこと言い始めたのか、ヒトの普遍的な潜在意識なのか、、、さっそく![]()

婚活神社、、、か。 というより祭りというのは重苦しい日常を忘れて心を解き放つ場だったんですね。三橋美智也や春日八郎の歌にもそんな場面が。この看板の記述は結構客観的ですよ。日本の神々を権力者の思惑から切り離して考えたいですね。教育勅語や死んだら神になって靖国神社でなんて自殺思想です。

結局日が沈むころになって加藤さんを訪ねました。
今度は、早い時間に出かけて、寄り道しないようにしないといけません。長年の付き合いで私の行動パターンを熟知している、道理で恵子さんを誘っても断られたわけです。